みなさん。こんにちは。経営承継の幾島です。

最近面白い案件を引き受けました。
地方の大手税理士法人の案件なのですが、同じ会計事務所内に「新しい会計事務所」を構築するためのチーム組成をする案件です。

その大手税理士法人は先代の税理士から遡ると創業50年以上の老舗企業になります。
ただ事業承継にありがちな次世代への組織構築が上手くいかず先代の大先生と若先生の2トップになってしまい、表向きは若先生の方針を打ち出しているのですが、従業員は、先代時代からご就労されているので、新しい方針を受容できず、大先生のかつての方針に従っているとのこと。大変いびつな組織です。

色々と試行錯誤を繰り返しましたが、なかなか人は変われないとのことで、このたび若先生主体で社内に別組織として「新しい会計事務所」を組成することにいたしました。

この新しい会計事務所は、従来の会計事務所より、会計業務の標準化・平準化を徹底的に行い、いわゆるコンサルティングをメインにしていく事業。通常の企業としては「新規事業部」みたいなものでしょうか。

弊社としても初めての取り組み。大変楽しみの案件です。（幾島）