一般的に『年金について』と話しを切り出すと多くの方が65歳以降に生きて受け取る姿をイメージされます。しかし年金は被保険者が受取以前に死亡すると遺族年金が遺族の方に支払われます。同じように経営者の方に『退職金について』と話しを切り出すと多くの経営者の方は65歳から70歳あたりで勇退する姿をイメージされます。しかし退職金には死亡退職金があり遺族の方の生活保障や場合によっては金融機関の返済に充てられます。

『事業承継について』という話しを切り出すのは金融機関や顧問税理士の方がポジションとして適格ですが上記のように『死亡』をテーマに会社をその時にどうしていくかについて話しができる生命保険販売パーソンが『事業承継について』アプローチできるもっとも近いところにいるかもしれません。

経営者の多くの方が考える事業承継はご自身が生きていることが前提の話しのためまだまだやれると先送りし、さらに潜在化してしまいます。(山浦)