みなさん。こんにちは。経営承継の幾島です。

今回は「お悔やみ」のお話を書きます。
先日、お客様の経営者様が急逝され、お葬式に参列してきました。
10日ほど前に3月末の「引継ぎ式」の打ち合わせをしてきた矢先の出来事だったので、
私自身、悲しさより驚きが先行するほどの衝撃を受けました。

こちらの企業様は、同族企業で、関係者間の意思疎通がスムーズではなかったので、
弊社がlegato®を実施したところでした。
色々な方の人間模様が交差しており、かつ、関係者全員の想いが強すぎて同じ方向を見るのに、
かなりのご調整が必要でした。

その関係者様との一人ひとりの話し合い様子が、お葬式の間中、走馬燈のように思い出され
以下のことを考えました。

・人は必ず死を迎える

・その偉大なるライフイベントより、守らないといけないものは何か?

・守る必要がある感情は何か?

・その守るべき感情の前に、完了させないといけない事柄はないのか?

何かの本で、「生物は必ず死ぬ。そのことを考えず、ゆっくり暮らして行けるのが人間の特権である」という言葉を思い出しました。
引き続き「事業承継の早期化」を謳っていくことに、更に覚悟した出来事でした。(幾島)