みなさん。こんにちは。経営承継の幾島です。
5月24日(木)に、東京商工会議所 女性会の企画で、念願であったサイバーダインスタジオの見学に行ってきました。

サイバーダインは、人材紹介業界やファンド関係の方でご存じない方が少ないほど創業期に有名なった「ロボットスーツ」の開発・販売会社。

ロボットスーツ「HAL」は、手足が動けない方でも、着用すれば脳の電気信号を受け取り、動かせるようになるスーツ。
福祉用のロボットとすれば、一部の障害限り一部病院に導入されている。

現在は神経系の障害の方しか病院のリハビリで使えないとなっておりますが実際、病気で脳梗塞により、左半身麻痺なった奥様が、もう一生歩けないと言われていたが発症して10日ほどで、HALを装着しリハビリを始めると、1カ月ほどで立てるようになり、2か月後には、歩いて退院した実話をお話しいただき、深く感銘を受けました。

このHALは、日本国内は厚労省の許認可の関係で、広く多く方が使えるようになってはいないのですが、ドイツでは、すべてのリハビリ施設に導入され、国の保険を使って利用ができるようになっているとのことでした。

お話を伺って思うことは色々。
・日本で広げるためにはどうすればいいか?認可が拡大されるより前に、
 トレーニングジムのような直営のリハビリ施設を作るのが一番早いのではないか?
・特許技術の保護のために、販売でなくレンタルしかしていなく、レンタル先を精査している
 これは普及するに障害になっていないか?
 むしろ家電レベルまでの製品開発はできないか?

人は最後まで、自分の足でトイレに行き、自分の手でご飯を食べたい。そこが損なわれると生きていく希望が無くなりやすいと聞いたことがあります。高齢化社会・少子化で介護人も少ない日本では、画期的な技術に出会いました。(幾島)