電車に乗っているとよく若いお母さんが子供を叱責している場面に遭遇します。

『言うこと聞いて!』『なんでわからないの!』


強く言えば言うほど子供は騒ぎます。わたしはうるさいなあと思いつつも『こんな時がわたしにもあったな』と懐かしく感じ見守っています。
そんなときお母さんと目が合うと怒っている顔の中に戸惑いや恥ずかしさなどが入り混じった表情をされます。

子供が大きくなってもこの図式は変わらず言えば言うほどかえって反発があります。親はよくなってもらいたいという愛情からなのですが子供の考えを変えようとすることがそうなる原因かもしれません。
反発する子供の中に『ヘルプミー』の気持ちをわかってあげること もしかしたらまずは親が聞く姿勢を変える必要があるのでしょう。

このことは事業承継のアプローチの場面でも同じことが言えるかもしれません。(山浦)